『香水・ある人殺しの物語』パトリック・ジュースキントの小説の感想レビュー
ずば抜けた臭覚を持つ男が主人公のクライム・サスペンス小説。映画にもなった有名ベストセラーのあらすじと感想。18世紀、フランス革命前のパリ。グルヌイユはたぐいまれな臭覚を持ちっていた。彼の興味の対象は香りのみで、完全に香りの世界に生きていた‥‥。
ずば抜けた臭覚を持つ男が主人公のクライム・サスペンス小説。映画にもなった有名ベストセラーのあらすじと感想。18世紀、フランス革命前のパリ。グルヌイユはたぐいまれな臭覚を持ちっていた。彼の興味の対象は香りのみで、完全に香りの世界に生きていた‥‥。
とても読みやすく、読むのが止まらなくなるジェットコースター小説。その魅力をネタバレを含めて解説。主人公ハルクは、ある日兄と兄の友達と一緒に、森の中で大金を見つけてしまう。警察には通報せず山分けにする約束をした3人だったが‥‥。
★腐女子向け★『ダ・ヴィンチ』でBL界の芥川賞と言われた小説。主人公堂野崇文は、駅で痴漢と間違われ、逮捕される。そして、無罪の主張が通らず実刑に。獄中で死にたいと願う堂野を救ったのは、同房の喜多川だった‥‥。切なくてちょい重い作品。体力のあるときにどうぞ。
今回は、ゴールディングの『蠅の王』をご紹介します。 1954年発表の名作です。 男の子ばかりの無人島での集団生活‥‥ その中に潜む原始的な獣性を丁寧に描いた問題作です。 蠅の王というのは、キリスト教の聖書に登場する悪魔のこと。 テレビ版「グッドオーメンズ」で 頭の周りに蝿がブンブン飛んでた悪魔のことですね(笑)。 無人島生活やサバイバルを描いた小説は多いけど この小説『蠅の王』が特異なのは、 登場 […]
★腐女子向け★ サスペンスの巨匠パトリシア・ハイスミスのラブロマンス小説。 女性同士の恋愛を扱った作品のため、ハイスミス名義で発行されるまでに40年かかったいわくつきの作品。あらすじと解説。映画も紹介。
スティーヴン・キングの人気ホラー小説『シャイニング』は、ご存じでしょうか? もうすでに 読んでいらっしゃいますか? 『シャイニング』を既読の方には、2013年発表の『ドクター・スリープ』をオススメします。 2013年ブラム・ストーカー賞小説部門受賞を受賞した秀作ホラーで、『シャイニング』の続編です。 『シャイニング』の惨劇を生き延びた、超能力をもった子供がその後どうなったのか、気になりませんか? […]
今回は、悪霊が巣くうホテルを描いたホラー小説はいかがでしょうか? 幽霊屋敷を描いた小説は世に沢山ありますが スティーヴン・キングの有名な幽霊屋敷ものは、 『ブラックハウス』と『シャイニング』。 『ブラックハウス』はピーター・ストラウブとの共著なので キング節を純粋に楽しめるのは、『シャイニング』です。 今回は、スティーヴン・キングの初期の作品『シャイニング』をご紹介します。 背筋が凍る恐怖をがっつ […]
1979年発表のキングのエンタメ小説。悲しい味わいのホラー作品。若い高校教師ジョン・スミスは、交通事故にあい昏睡状態となる。4年半後奇跡的に目覚めた彼は、他人の過去や未来が見えるようになっていた‥‥。
サマセット・モーム賞、アメリカ図書館協会賞受賞作のあらすじと感想レビュー。1874年ロンドンのミルバンク刑務所を一人の資産家令嬢が慰問に訪れる。そこで、彼女はミステリアスな女性受刑者に出会い‥‥。
寡作な作家トマス・ハリスの待ちに待った新作。 『カリ・モーラ』の表紙は、明らかに 『羊たちの沈黙』を意識したデザインですね。 『羊たちの沈黙』で変身の象徴として使われた蛾のイメージです。 綺麗でどこか禍々しい素敵な表紙だと思います。 トマス・ハリスの久しぶりの新作と聞いて一番気になったのが ハンニバル・レクター博士は出てくるのか?だったんだけど レクター博士は『カリ・モーラ』には一ミリも出てきませ […]