「イースタン・プロミス」ヴィゴ・モーテンセン主演映画の感想レビュー

今回は2007年デヴィッド・クローネンバーグ監督の「イースタン・プロミス」をご紹介します。

第32回トロント国際映画祭観客賞、

第34回サターン賞、

インターナショナル映画賞受賞。

主演のヴィゴ・モーテンセンは、第65回ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しました。

ヴィゴ・モーテンセンがロシアン・マフィアを演じるめっちゃ腐女子向け映画です。

クローネンバーグ監督作品なので、スタイリッシュでどこか不吉で禍々しいテイストになっています。

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あらすじ

ある冬の日のロンドン。

助産婦アンナが働く病院に少女が担ぎ込まれてきます。

少女は女の子を産むがすぐに死亡。

身元もわからないままでした。

アンナは残された赤ん坊のため、少女が持っていた日記を手がかりに身元を探すことにします。

まず、日記に挟んであったレストランのカードを見て、「トランス・シベリアン」というレストランを訪ねてみました。

そしてそこで、ロシアンマフィアのボスであるセミオンの息子キリルのために働いているニコライと出会います。

「トランス・シベリアン」は、マフィアが経営するレストランだったのです‥‥。

映画のメインキャスト

ニコライ:ヴィゴ・モーテンセン(木下浩之)

アンナ:ナオミ・ワッツ(佐々木優子)

キリル:ヴァンサン・カッセル(咲野俊介)

キリルとニコライの関係

腐女子的には、キリルとニコライの関係から目が離せません。

キリルは絶対ニコライに惚れてるよね!

ニコライはそれを承知で利用してる部分がある(笑)。

でも利用はするけど、必要以上は踏み込ませない‥‥

ニコライはミステリアスで、ちょっとずるい男です。

キリルはマフィアのボスなるには優し過ぎるところがあることと、ゲイであることから、現在のマフィアのボスである父親に疎んじられています。

その優しさと弱味につけ込むニコライ。

でも、キリルの優しさと弱さを理解して寄り添ってもいるんです。

二人の微妙な関係に注目です!!!

ヴィゴ・モーテンセンがストイックなマフィアを演じる!

硬派で無口、強面で容赦がないマフィアを演じるヴィゴ・モーテンセンが最の高です!

セクシーでかっこいい!

刺青を入れるシーンや、全裸でのバトルシーンとか、サービスシーンが盛りだくさん!

入浴中に襲われる設定の全裸で闘うシーンは、敵が刃物を持ってるんだけど、ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)は身を守るものが何もなくて、見ていて痛々しい!

本当にハラハラするやら、目のやり場に困るやら(笑)。

ちなみに、この映画は18禁になっています。

ネタバレ!

以下はネタバレなので、ネタバレ大丈夫な方のみ文字を反転させてお読みください。

実は、少女の日記にはマフィアの人身売買の記録がロシア語で書いてありました。

それを証拠にマフィアのボスのセミオンを起訴しようとするニコライ。

実はニコライは、潜入捜査官だったんです。

日記の他にもうひとつ証拠になる可能性があるのが残された赤ん坊でした。

赤ん坊は未成年のレイプの証拠になる可能性があり、父親はセミオンだからです。

父親であるセミオンから残された赤ん坊を殺すように命令されたキリルは、赤ん坊がセミオンの子供であり、自分の腹違いの妹であることに気づきます。

小さな妹を殺せないキリル。

結局ニコライに赤ん坊を渡すように説得されて応じます。

もうね、キリルとニコライができちゃえば良いのにーーー!!!と激しくモダモダしながら鑑賞しました。

残念ながらできはしなかったけど、目の保養になるしえもい映画でした。

ごちそうさまでした。

まとめ

ヴィゴ・モーテンセンの魅力爆発の映画「イースタン・プロミス」は、マフィアの人身売買をテーマにした作品です。

ニコライとキリルの微妙な関係が腐女子向け!

クローネンバーグの独特の映像センスが光る傑作です。








※最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


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