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『天使の影』(ジョシュ・ラニヨン)気軽に読めるBLミステリの感想

『天使の影』ジョシュ・ラニヨン

今回は気軽に読めるミステリー小説『天使の影』をご紹介します。

作者はジョシュ・ラニヨン。

アメリカ産ボーイズラブのミステリー小説

「アドリアン・イングリッシュ」シリーズの第一作目。

2020年3月現在日本語訳されてるジョシュ・ラニヨンの作品は全部読んだけど

今のところこの作品がベストかなと思います。

ボーイズラブ要素除外しても普通にミステリーとして面白いです。

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あらすじ

小さな書店を営むアドリアン・イングリッシュの元に

ある日突然刑事が訪ねてくる。

書店の従業員であり、友人であるロバートが殺されたのだ。

しかもアドリアンは殺人の容疑者とされていた。

自らの容疑を晴らすため調査に乗り出すアドリアンだが、

状況証拠は彼に不利で

リオーダン刑事はアドリアンに疑いの目を向けていた。

主人公カプは、ドSな刑事×病弱なおじさん御曹司

主人公のアドリアン・イングリッシュは32歳。

この小説のヒロイン。

繊細で穏やかで心臓病を抱えているオープンリィ・ゲイ。

どちらかと言うと思慮深いタイプだけど、ホラー映画によくある

「そっちに行ったら絶対アカンやろ!ヤバイやろ」

って方向へ向かって突っ込んでいくタイプのヒロインなので、

小説を読んでいる途中で何度

「志村後ろー!」と叫んだか分かりません。

対して、ジェイク・リオーダンは、

大柄でたくましく軍隊風に短く刈った金髪と

黄色がかった琥珀色の瞳の刑事。

加えて、威圧的でホモフォビアでクローゼット・ゲイ。

いや、ゲイの部分はひた隠しにしてるバイセクシャルという、

ちょっとこじらせたキャラクター。

私がアドリアンの友達だったら、「リオーダンは止めとけ」って言うね。

ホモフォビアのクローゼット・ゲイとか面倒くさ過ぎるでしょ(^o^;)。

とはいえ、彼には彼の生い立ちや、これまでの人生の色々ないきさつや

社会の偏見や差別があるわけなんですけどね。

ゲイに対する差別と偏見

この小説の底流にあるのが、

現代のアメリカが抱えているゲイに対する差別や偏見、そして暴力。

でも、アドリアンがシニカルなユーモアのセンスを持っているので、

それ(ユーモアのセンス)がとても小気味良いですね。

社会の偏見や差別に傷付きながらも自分を偽らずユーモアのセンスを忘れずに

日々を過ごしている様子がとても好印象です。

挿し絵は草間さかえ

粗削りなテイストの素敵なイラストです。

落ち着いた大人な主人公カプに、とても合ってると思います。

BLコミックでご存知の方も多いかも。

まとめ

本作『天使の影』は主人公に殺人容疑がかかるとか、次々と起こる殺人とか、

ミステリー小説の定石通りではあるけれど、

テンポの良い展開と捻りの効いたユーモアセンスで、

楽しくするする読めてしまうよくまとまったミステリー小説です。

気軽に楽しめますよ(^^)




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