小説
日本や海外のオススメ小説をご紹介します
『マイル81』スティーヴン・キング短編集のあらすじ、感想、解説
2020年10月10日発行スティーヴン・キングの、ホラー短編集『わるい夢たちのバザールⅠ・マイル81』をご紹介します。 収録作品は、表題作のほか、「プレミアム・ハーモニー」「バットマンとロビン、激論を交わす」「砂丘」「悪ガキ」「死」「骨の教会」「モラリティ」「アフターライフ」「UR」の合計10編。 日本では初出作品。 いかにもキングらしい怖いホラー小説から、穏やかな小説、レイモンド・カーヴァー風の […]
『ミッドナイトミートトレイン』クライヴ・バーカーのホラー小説感想
★腐女子向け★お耽美ホラー短編集。シリーズ「血の本」の一冊目。1985年世界幻想文学大賞、1985年英国幻想文学賞を受賞。表題作「ミッドナイト・ミートトレイン」他、「下級悪魔とジャック」「豚の血のブルース」など5編を収録。あらすじと解説。
『ドランのキャデラック』スティーヴン・キングの短編集の感想レビュー
スティーヴン・キングの、ホラー短編集をご紹介します。 収録作品は、表題作のほか、「争いが終わるとき」「幼子よ、われに来たれ」「ナイト・フライヤー」「ポプシー」「丘の上の屋敷」「チャタリー・ティース」の合計7編。 スティーヴン・キングのNightmares & Dreamscspesの邦訳として、2000年に刊行されたハードカバー『いかしたバンドのいる街で』『ヘッド・ダウン』のうち、『いかし […]
『真夜中クロニクル』凪良ゆうのボーイズラブ(BL)小説のネタバレ、感想レビュー
★腐女子向け★2020年本屋大賞を受賞した作家凪良ゆうのボーイズラブ小説。年の差カプ。光線過敏症のニーナは、子どもの頃から不自由な生活を強いられてきた。そのせいで引きこもりのコミュ障になったが、ある夜、公園で人懐こい小学生に出会い‥‥。
『牛泥棒』木原音瀬の明治時代の主従BLのあらすじ、感想レビュー
★腐女子向け★時代は明治初頭、人にとって妖怪が身近な存在だった頃の物語。我が儘お坊っちゃま×年上の控え目な使用人。主従カプ。何が凄いって、使用人徳馬の褌に全部持っていかれちゃったよ‥‥(笑)。
『フェア・チャンス』ジョシュ・ラニヨンのBLミステリのあらすじと感想
★腐女子向け★ジョシュ・ラニヨンのボーイズラブ・ミステリ、フェア・シリーズの完結編。前作『フェアゲーム』に登場した殺人犯が再登場。共犯者の存在をほのめかす。主人公エリオットの恋人タッカーが失踪し、共犯者に誘拐された可能性がでてくるが‥‥。
『フェア・プレイ』ジョシュ・ラニヨンのBLミステリの感想
★腐女子向け★『フェア・ゲーム』の続編、『フェア・プレイ』のあらすじと小説の魅力、感想を紹介。父親との確執、彼氏と父親との同居という難関が今回のテーマ。元FBI捜査官エリオット・ミルズは、深夜父親の家が火事になったとの知らせを受けるが‥‥。
『いかしたバンドのいる街で』スティーヴン・キングの短編集の感想レビュー
スティーヴン・キングの、ホラー短編集をご紹介します。 収録作品は、表題作のほか、「献辞」「動く指」「スニーカー」「自宅出産」「雨期きたる」の6編。 キングが若い頃書いた、比較的古い作品を集めた短編集。 ハードカバーの『いかしたバンドのいる街で』とは収録作品が異なりますので、ご注意下さい。 文庫本の『いかしたバンドのいる街で』は、ハードカバーの『いかしたバンドのいる街で』の半分程しか収録していません […]
『フェア・ゲーム』ジョシュ・ラニヨンのFBIものBLミステリの感想
★腐女子向け★30代後半のFBI捜査官が主人公の、ボーイズラブミステリ小説。主人公エリオットは職務中に負傷し、FBIを退職することに。退職後、大学で教職に就くが学園内で学生の失踪事件が発生。FBIから派遣された元カレのタッカーと再会することになるが、二人は過去に酷い別れか方をしていた‥‥。
『香水・ある人殺しの物語』パトリック・ジュースキントの小説の感想レビュー
ずば抜けた臭覚を持つ男が主人公のクライム・サスペンス小説。映画にもなった有名ベストセラーのあらすじと感想。18世紀、フランス革命前のパリ。グルヌイユはたぐいまれな臭覚を持ちっていた。彼の興味の対象は香りのみで、完全に香りの世界に生きていた‥‥。