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小説

『蠅の王』、男の子だけの無人島を描いたゴールディングの小説の感想

今回は、ゴールディングの『蠅の王』をご紹介します。 1954年発表の名作です。 男の子ばかりの無人島での集団生活‥‥ その中に潜む原始的な獣性を丁寧に描いた問題作です。 蠅の王というのは、キリスト教の聖書に登場する悪魔のこと。 テレビ版「グッドオーメンズ」で 頭の周りに蝿がブンブン飛んでた悪魔のことですね(笑)。 無人島生活やサバイバルを描いた小説は多いけど この小説『蠅の王』が特異なのは、 登場 […]

『ドクター・スリープ』、キング作『シャイニング』の続編の感想

スティーヴン・キングの人気ホラー小説『シャイニング』は、ご存じでしょうか? もうすでに 読んでいらっしゃいますか? 『シャイニング』を既読の方には、2013年発表の『ドクター・スリープ』をオススメします。 2013年ブラム・ストーカー賞小説部門受賞を受賞した秀作ホラーで、『シャイニング』の続編です。 『シャイニング』の惨劇を生き延びた、超能力をもった子供がその後どうなったのか、気になりませんか? […]

『シャイニング』スティーヴン・キングの傑作ホラー小説の感想レビュー

今回は、悪霊が巣くうホテルを描いたホラー小説はいかがでしょうか? 幽霊屋敷を描いた小説は世に沢山ありますが スティーヴン・キングの有名な幽霊屋敷ものは、 『ブラックハウス』と『シャイニング』。 『ブラックハウス』はピーター・ストラウブとの共著なので キング節を純粋に楽しめるのは、『シャイニング』です。 今回は、スティーヴン・キングの初期の作品『シャイニング』をご紹介します。 背筋が凍る恐怖をがっつ […]

『カリ・モーラ』トマス・ハリスの新作!クライム小説の感想

寡作な作家トマス・ハリスの待ちに待った新作。 『カリ・モーラ』の表紙は、明らかに 『羊たちの沈黙』を意識したデザインですね。 『羊たちの沈黙』で変身の象徴として使われた蛾のイメージです。 綺麗でどこか禍々しい素敵な表紙だと思います。 トマス・ハリスの久しぶりの新作と聞いて一番気になったのが ハンニバル・レクター博士は出てくるのか?だったんだけど レクター博士は『カリ・モーラ』には一ミリも出てきませ […]

『血と暴力の国』ピュリッツァー賞受賞作家マッカーシーの小説の感想

現代アメリカ純文学の代表的な作家の1人、コーマック・マッカーシー。 彼は『すべての美しい馬』で全米図書賞と 全米書評家協会賞を受賞した才能ある実力作家です。 2007年には『ザ・ロード』でピューリッツャー賞も受賞しました。 彼の作品は非常に美しくストイック、哲学的で詩的で深い味わいがあります。 今回ご紹介する2005年発表の『血と暴力の国』は、 そんな彼の作品の中で最も読みやすい作品です。 コーマ […]