「グランド・ブダペスト・ホテル」綺麗で切ないコメディ映画の感想レビュー

今回は映画「グランド・ブダペスト・ホテル」をご紹介します。

2014年公開された、

幻想的で美しいダーク・コメディ映画です。

第64回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ、

第87回アカデミー賞の4部門など受賞。

ゴールデングローブ賞 映画部門 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)も受賞。

その他の山程ある受賞歴はこちら

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あらすじ

ある一人の女性が雪の中、ある作家の墓を訪れ、一冊の本を開く。

と、場面が変わり、1985年、生前の作家が物語について語り始める。

「作家は物語を創作するのではなく、

物語の方が作家のところに集まってくる」のだと。

そして、アルプスの麓にあった

「グランド・ブダペスト・ホテル」について、語り始める。

再び画面が変わり、時は1968年。

作家は療養のため、グランド・ブダペスト・ホテルに滞在していた。

そこで彼は、憂いに包まれたホテルのオーナー、ゼロ・ムスタファと知り合いになる。

そして、ゼロ・ムスタファから、今はすっかり寂れてしまったが、

かつては栄華を誇った一流ホテルであったこのホテルについて、

オーナーから直接思い出を聞くことになった。

遡ること1932年、当時誰もが憧れたきらびやかなホテル、

「グランド・ブダペスト・ホテル」は、多くの富豪が定宿としていた。

当時のホテル・コンシュルジュ、グスタヴ・Hは香水を嗜む優雅な男だったが、

金持ちの未亡人たちにある特別なサービスを提供していた。

若きゼロは、グスタヴ・Hに雇われて、

グランド・ブダペスト・ホテルにベルボーイとして働くことになった。

だがある日、グスタヴ・Hと愛人関係にあったマダムDが殺される。

訃報を聞いて駆け付けたグスタヴ・Hとゼロ・ムスタファは、

マダムDがグスタヴに名画を相続させる旨の遺書を残していたことから、

命を狙われることになる‥‥。

隙のない圧倒的な映像美!

巨大で豪奢なホテル、おとぎ話にでてくるような街なみ、

夢のように可愛いスウィーツ、アルプスの雪景色、古城、なにもかもが美しくて、

どこか非現実的(例えば、登場人物がアルプスの雪の中で着ている

ロマンチックなデザインの軽装とか)で夢のようです。

独特の幻想的で綺麗な世界観が隅々まで作り込まれているので、

映画の世界にどっぷり浸れますよ。

豪華なキャストと魅力抜群の登場人物

グスタヴ・H:レイフ・ファインズ

作家の若い頃:ジュード・ロウ

殺し屋:ウィレム・デフォー

マダムD:ティルダ・スウィントン

ゼロ :トニー・レヴォロリ

他にもエイドリアン・ブロディなど、

実力派の豪華なキャストが魅力的なキャラクターを演じています。

例えば、グスタヴ・Hは、女性関係についてはどうしようもなくユルい男だけど(^_^;)、

ゼロを必死に守ろうとする優しくて勇敢な一面があります。

最初はダメンズかと思ったけど、いいとこあるじゃん!

また、ピンチの時に詩を暗誦したり、

香水がないと生きていけなかったりするところが、

とってもユニークでチャーミングです。

ゼロは戦争で母国から逃げてきた男の子ですが

家族は皆殺しにされ、自分も拷問にあって逃げてきたという苦労人です。

でも、すなおで優しくて強い良い子です。好感度抜群!

そして、びっくりしたのはティルダ・スウィントン!!!!

84歳のおばあちゃんという役どころ!!!!Σ( ̄□ ̄;)

いつも妖精のようにお美しいティルダ様がおばあちゃん!!!

私のティルダ様がああああ!!!((((;゜Д゜)))

いやはや、たまげたです!!!

ウィレム・デフォー演じる超人的な殺し屋兼私立探偵は、

オリンピック選手も真っ青のスキー・テクニックを見せるシーンがあって

爆笑しちゃいました! あんなの無理やろ! ありえへん!

君は一体いくつやねん! 60越えてるよね?

恐ろしい殺人鬼をちょっとコミカルに絶妙なバランスで演じてくれる‥‥

やっぱ、デフォーって人類の宝(≧▽≦)♪

ネタバレ(↓↓↓)

以下(↓)ネタバレを含みます。

ネタバレ大丈夫な方は、文字を反転させてお読みください。

最終的にゼロ・ムスタファは大金を手にします。

しかし戦争や病気で、大切な人々は実にあっけなく死亡フラグ。

グスタヴ・Hはゼロを守ろうとして銃殺され、ゼロの妻と子供はプロイセン風邪で他界。

そして、グランド・ブダペスト・ホテルもあっという間に寂れてしまいます。

結局は、なにもかもが儚い夢のひとひらに過ぎないんですね。

作品中に、何度も何度も登場する雪景色がそれを象徴しているようです。

ちなみに、この映画制作のきっかけになったシュテファン・ツヴァイクという作家は

ユダヤ人であったこともあり、第一次大戦後のヨーロッパの惨状と衰退

ファシストの隆盛を嘆いて自殺したそうです(T_T)

古き善きヨーロッパ東欧ヘのノスタルジーが感じられる映画になっています。

ま と め

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」は、

映像もキャスティングも登場人物も、ストーリーも素晴らしい

大人のおとぎはなしです。楽しくて笑えて、そして悲しいダーク・コメディです。

見ておいて損はないです。

目と心の保養にいかがでしょうか?

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※最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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