タイBLドラマ「Theory Of Love/セオリー・オブ・ラブ」はもうご覧になりましたか?
履修済みの方は、原作小説も気になりませんか?
「ドラマと小説の違いを知りたい」
「小説に興味ある」
という方に向けて、「Theory of Love」の原作小説をご紹介します。
(まだドラマを見たことがない方は、ドラマ詳細の紹介記事はこちらです。)
前回の記事で第6章まではご紹介しましたので
このページでは第7章以降の部分についてご紹介します。
■原作小説「Theory of Love」はこんな方にオススメ |
・ドラマ「Theory of Love」にヤられた ・原作小説も気になる ・糖度最高の後日談が読みたい |
■この記事でわかること |
・第7章以降のネタバレあらすじ ・感想レビュー ・テレビドラマとの違い |
原作小説とドラマの概要
小説タイトル | 「Theory Of Love/セオリー・オブ・ラブ」 |
原作者 | JittiRain (「2gether」「Fish upon the Sky」など) |
ドラマの監督 | ナッタポン・モンコルサワット |
ドラマキャスト | Third:アタパン・プーンサワット(Gun) Khai:ジュンポン・アドゥンキッティポーン(Off) Too:ナワット・プンポーティンガム(White) Bone:チンラット・シリポンチャワリット(Mike) Un:ピラパット・ワタナセッシリ(Earth) |
ドラマ話数 | 12話+1話(スペシャル・エピソード) |
ドラマ製作 | GMMTV |
ドラマ放送 | 2019年6月1日 – 2019年8月17日 スペシャル・エピソードは2020年10月28日 |
第7章~ネタバレあらすじ
本編あらすじ
Khai、Bone、Too、Thirdの4人は同じ大学で映画を専攻している親友グループ。
Thirdへの恋心を自覚したKhaiは、Thirdを口説くことを決意。
まずは自分を変えることから始めます。
身勝手なプレイボーイは止めて、自分の欠点を直す努力をします。
Khaiの努力は認めつつも
また傷つくのが怖くて、Khaiとは距離をおきたいThird。
でも、khaiの事故をきっかけにKhaiの面倒を見ることに。
次第にThirdはKhaiが以前のKhaiとは違うことに気づきます。
ところが、
「Khaiを信用してもいいのでは?」
と思い始めた時に、
Khaiが女の子とバーでキスしているのを見てしまいます。
怒ったThirdは、4人(Third、Too、Bone、Khai)で予定していた旅行をドタキャン。
Thirdを心配したTooもドタキャン。
Thirdがドタキャンしたことを知らないBonもドタキャン。
その結果、Khaiは一人で駅で待ち続けることになってしまいました。
その出来事で、Thirdは
- 苦しんでいるのは自分だけじゃないこと
- 自分が傷つくのを恐れて臆病でいると、Khaiを傷つけてしまうこと
に気がつき、Khaiとちゃんと向き合うことに決めます。
再度仕切り直したビーチへの旅行は、幸せな旅行になりました。
そして、大学の舞台劇が上演された日、KhaiとThirdはボーイフレンドになることができました。
スペシャル・エピソード
巻末に、楽しいスペシャル・エピソードが4つあります。
- KhaiとThirdが初めての夜にチャレンジする話
- チャレンジの翌日の悲喜劇
- TooとUnのなれそめ
- 本編のラストから4年後、社会人となったThirdとKhai休日
ドラマにないユーモラスで甘~~いシーンもあります。
コメディになっているので、気楽に笑いながら読めます。
原作小説とテレビドラマとの違い
ドラマと、第7章以降の小説の違いを下の表にまとめました。
ドラマ配役など | 原作小説 | |
Khai | Off | 長身。中国系。きれいな白い肌。ファッションやヘアスタイルは中国系に見えない。 |
Bone | Mike | 頭は丸刈り(shaved head)。小麦色の肌。 Khaiと一番親しい。ジョークが好き。火遊び好き。女の子からいつも告られる。 |
Too | White | ロン毛、大食漢、博識、有能、学年トップ。写真を撮るのが好き。特に、天使の顔で巨乳の女の子の写真を撮るのが好き。 |
Boneが好きになる女性教授Paan | Sara | 登場しません |
Thirdと仲が良い先輩Un | Earth | 第8章以降でちらちら登場。Too視点のスペシャル・エピソードで本格的に登場。ドラマのように海外に行く話はない。 |
Tooが好意を寄せる高校の時の同級生Lin | Neen | 小説の後半Too視点のスペシャル・エピソードの中でのみ、ちらっと登場。彼氏はUnの友達。 ドラマのように、彼氏Ponと別れたりはしない。大学卒業後、LinとPonは結婚する予定。 |
バーでThirdが酔ってキスする相手 | ドラマでは、KhaiがバーでChingChingとキスしているのを見たThirdがヤケになって、Thirdをナンパしたモブにキスするシーンがありました。原作ではThirdをナンパするモブは登場しません。代わりにThirdがキスする相手はBoneです。 | |
大学卒業後、 会社で作った映像が海外の賞を受賞する場面 | 小説ではまだ成功を夢見ている段階なので、受賞シーンはありません。 | |
映画館での指輪プレゼント | 小説にはありません。 |
感想レビュー
KhaiとThirdについては、物語の大筋はドラマと同じです。
ドラマに登場したBoneが好きになる先生が出てこないので、その点がよかったかな(^_^;)。
Unは小説の方が、分かりやすい人やった(笑)。
ドラマでは放送できないThirdとKhaiのあれこれ(笑)が書かれてます。
いざとなると、意外とThirdが積極的なのがいい!
「ベッドより、バルコニーの方がよりエンターテイメント」
とか言っちゃうKhaiに腹筋崩壊。
それに、Thirdの恐妻ぶりがKhai視点で書かれていて楽しいです♪
Thirdに振り回されながらも、その気になればリードすることもできるKhai、頼もしい彼氏や。
同じ作者の別の作品「2gether」のサラタイが、二人そろって迷路にはまりこみがちなのに比べて、安心感あります。
サラタイはサラタイで初々しくてかわいいけどね(〃ω〃)
キンドル洋書は意外と簡単
キンドル「Theory of Love」は英語ですが、辞書機能も付いてるので、ほとんどストレスを感じることなく読めます。
分かりやすい表現で、文章の勢いもあります。
読みやすい小説ですよ。
もしドラマを履修している方であれば、大きく読み間違える心配もありません。
「2gether」と同じ作者なので、雰囲気や文章の流れ、リズムが「2gether」と似ています。
※「2gether」原作小説の紹介記事はこちらです。
英語版キンドルを簡単に読む方法についての記事はこちらです。
まとめ
原作小説第7章以降は、新生Khaiが紆余曲折を経てThirdの心をゲットするまでの様子が綴られています。
ラブラブなコメディ小説になっている後日談は、特にオススメです。
後日談の中には、ドラマにはないウフフな物語もあります。
試しに読んでみませんか?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
※ご参考までに、ドラマの紹介記事はこちらです。