『フェア・チャンス』ジョシュ・ラニヨンのBLミステリのあらすじと感想

ジョシュ・ラニヨン『フェア・チャンス』

今回は、ジョシュ・ラニヨンの『フェア・チャンス』をご紹介します。

とっても読みやすいボーイズラブ・ミステリ小説で、

『フェア・ゲーム』『フェア・プレイ』と続いてきた人気シリーズの完結編です。

第1作『フェア・ゲーム』、第2作『フェア・プレイ』が未読の方は、

まずこの前2作品を読んでから、

『フェア・チャンス』を読んでいただく方が分かりやすいと思います。

では、『フェア・チャンス』の魅力をご紹介します。

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あらすじ

かつてエリオット・ミルズが逮捕に貢献した

連続殺人犯アンドリュー・コーリアンがエリオットとの接見を希望した。

まだ見つからない犠牲者の頭部がどこにあるのか?

その情報をコーリアンから引き出すために、

エリオットはコーリアンに会うことにする。

だが、接見では頭部についての情報は得られず、

代わりにコーリアンから共犯者の存在をほのめかされる。

戸惑うエリオットと警察やFBI。

だが、エリオットの恋人タッカー・ランスが失踪することで、

共犯者の存在が現実味を増していく‥‥。

メインカプ、今回のお題はプロポーズ?

今回はタッカー失踪という、エリオットにとっては非常に辛い展開。

誘拐されたのか、それともタッカー本人の意志で出ていったのか?

ある日突然なんの予兆もなくパートナーがいなくなるというのは堪えますよね。

誘拐だったとしても、家出だったとしても辛い。

「タッカーを失うより、毎日膝を撃たれた方がずっとマシだ。」

と思うくらいエリオットは追い詰められます。

そして、タッカーの存在の大切さに気づいていくことになります。

時間との戦い! 危機感のあるミステリー展開

『フェア・チャンス』は、シリーズ第一作の『フェア・ゲーム』に登場した連続殺人犯

コーリアンとエリオットの接見から始まります。

そして、コーリアンから共犯者の存在がほのめかされたことで、

コーリアン周辺の人間関係の洗い直しが始まります。そのタイミングでタッカーが失踪。

身代金などの要求のない誘拐事件の場合、

時間がたてばたつ程被害者の生存の可能性が低くなります。

エリオットもそれを常に意識しており、危機感のあるストーリー展開になっています。

続いておこる新たな殺人、タッカーとは別の失踪事件、

読者をラストまでぐいぐい引っ張っていきます。

読み始めたら止まらなる良質ミステリです。

ま と め

ドキドキはらはら手に汗握る展開でとても面白いミステリ小説です。

ボーイズラブとしても秀逸で、

お互いにとってお互いが唯一無二だと分かり絆が深まるラブラブな物語です。

今作の『フェア・チャンス』でシリーズ完結ということで残念ですが、

完結編にふさわしい素晴らしい作品なので、楽しんでいただけたらと思います。

※最後まで読んでいただきましてありがとうございました(^▽^)

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