『マーメイド・マーダーズ』ジョシュ・ラニヨンのミステリ小説の感想レビュー

今回はジョシュ・ラニヨンの『マーメイド・マーダーズ』をご紹介します。

「殺しのアート」シリーズ第一作。

ボーイズラブ・ミステリ小説です。

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あらすじ

FBIの美術犯罪班ジェイソンは、

FBIプロファイラー、ケネディのお目付け役として、

故郷の町キングスフィールドで起きた失踪事件の捜査に派遣されます。

ケネディは、実績のある優秀なプロファイラーですが、

無愛想で冷酷な印象がある40代後半の男。

やがて捜査が進むに連れて、

かつてキングスフィールドで起きた連続殺人事件との

関連性が見逃せなくなってきます。

当時、逮捕された犯人は真犯人ではなかったのか?

それとも、共犯者がいたのか? 捜査は難航し‥‥。

主人公カプ:40代後半FBI × 30代FBI

40代後半の攻め(ケヴィン)と、

30代FBI捜査官の受け(ジェイソン)という年齢設定、高めのカプです。

40代後半で社畜だと、

大体生活パターンが確立(仕事一色w)されてるので、

新しくステディの恋人をつくるって難しいですよね。

相手が同僚なら尚更、面倒くさいし(^_^;)。

でも、その面倒臭さを乗り越えてっていうのはポイントですね!

一方ジェイソンは久しぶりに故郷に帰って、初恋の人に再会をしますが、

相手はホモフォビィアなっているというビターな展開。

故郷に帰っても、ホッとするどころかストレス満載です。

仕事に対しても、仕事中に銃撃を受けた過去のトラウマがまだ癒えていません。

そんな状況で、初めて組んだ仕事の相棒ケヴィンは、

一匹狼タイプで人を寄せ付けないところがあるワークホリック。

ケヴィンはフレンドリーなタイプではないので、

当初二人は対立し、険悪なムードに‥‥。

そんなゼロからの出発‥‥というか、

むしろマイナスからの出発で、

二人の関係が深まっていくのが、この小説の醍醐味です。

人魚という幻想的なイメージ

廃村、見捨てられた水棲生物博覧館、遺体に残された人魚の根付けなど、

謎めいた幻想的なモチーフが使われています。

ちょっと不気味だけど、夢があります。

廃墟や人魚にロマンを感じる性癖の方にはオススメのミステリー小説です。

ま と め

ジョシュ・ラニヨンの小説はどれも読みやすいボーイズラブ・ミステリ。

『マーメイド・マーダーズ』は、人魚というコンセプトを使って、

閉鎖された水棲生物博覧館を舞台に

幻想的な雰囲気をもった作品になっているところが特徴です。

40代後半と30代という年齢高めの中年男性のカプという点も特色。

アメリカでは人気のあるシリーズのようですし

ご一読いかがでしょうか?

※最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。





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