『フェア・プレイ』ジョシュ・ラニヨンのBLミステリの感想

ジョシュ・ラニヨン『フェア・プレイ』

ジョシュ・ラニヨンの『フェア・ゲーム』の続編、『フェア・プレイ』を紹介します。

『フェア・ゲーム』でちらっと出てきた

主人公の父親の過去の謎に、焦点が当てられたミステリー小説です。

父親との確執、彼氏と父親との同居という難関が今回のテーマ。

もし、『フェア・ゲーム』が未読でしたら、

まず『フェア・ゲーム』を先に読んでいただいた方が

分かりやすいと思います。

両方とも読みやすいボーイズラブミステリ小説です。

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あらすじ

元FBI捜査官エリオット・ミルズは、

深夜父親の家が火事になったとの知らせを受ける。

しかも、火事は事故ではなく放火だった。

父親の名前は、ローランド・ミルズ。

若い頃はラブ&ピースを標榜し、反政府活動に身を捧げていたことがある。

最近、若い頃の回顧録を執筆していたが、

その執筆を止めるように強迫されていたと言う。

幸い、ローランドに怪我はなかったが、

家事の後、ローランドを引き取ったエリオットは

父親と一緒の所をクロスボウで狙われる‥‥。

FBI捜査官 × 元FBI捜査官、今回のお題は親との同居

タッカーは現役FBI捜査官で、主人公エリオットは元FBI捜査官。

エリオットは事件の調査を進めるために、

タッカーの職権を利用しまくってます(^o^;)

ねえ、エリオットさあ。ちょっと、タッカーに甘えすぎちゃう?(^o^;)

タッカーはよく我慢してるなあw

エリオットの父親とも同居してマスオさんしてるし。良い彼氏やん!

仲の悪い親子両方に気を遣いながら生活するって、大変だと思うよ!www

前作『フェア・ゲーム』ではタッカーのキャラが今一つ掴みにくい部分もあったけど

今作ではタッカーをすごく応援したくなりました(^^)

父親との確執が主要テーマのひとつ「親子あるある」

ローランドは若い頃反政府活動熱心だった人。

今でこそ落ち着いた生活を送ってるけど、

中身はまだまだロックな気持ちが生きていて、政府を敵視しています。

それなのに、一人息子のエリオットが

政府機関であるFBIに就職したもんだから、

親子関係は険悪。縁を切るって程じゃないにしても、

顔を会わせれば喧嘩になりがち。

今回の火事の後も、

家が全焼して行き場のない父親を引き取り同居を始めたものの、

小さな衝突がしょっちゅう勃発。

挙げ句の果てに、ローランドは説明もなく出ていってしまう。

親との関係って、本当に難しいですよね(^o^;)

お互いに歩み寄れない部分もあるし。

今までの長い間の怒りや悲しみのあれこれがお互い蓄積しちゃってるので、

一筋縄でいかない‥‥。

親子あるあるデスネ。なので、共感しながら読めますよ。

ネタバレ

以下、ネタバレなので、ネタバレ大丈夫な方のみ文字の色を反転させてお読みください。

主人公の父親ローランドを殺そうとしていたのは、結局、ノブというローランドの友でした。

ローランドはそれを知っていて、ノブと一緒に暮らしていた様子。

普通、自分を殺そうとしている人間と一緒に暮らす???

ローランドとノブは、実はできてたんじゃないの?(笑)

例えば、ノブがローランドを殺そうとした動機が、過去の殺人の隠蔽だけじゃなくて、嫉妬とか何らかの痴話喧嘩が元だったら、ローランドがノブと一緒に一緒に暮らしてても納得できない?

そう思うのは、私が腐っているから?(^_^;)

いかがでしょうか?(笑)

ま と め

前作同様、読みやすいボーイズラブミステリ小説です。

父親との確執が今回の作品の主要テーマ。

彼氏と父親との同居が、主人公カプに与える影響にも注目!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました(^▽^)

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