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『悪霊の島』スティーヴン・キングのホラー小説の感想レビュー

悪霊の島・上
悪霊の島・下

スティーヴン・キングのホラー小説『悪霊の島』をご紹介します。

この小説は、2008年ブラム・ストーカー賞最優秀長編賞を受賞しました。

ダークで重~いホラー小説です。

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あらすじ

建築会社を営むエドガー・フリーマントルは、

建築現場で事故にあいます。

どうにか命はとりとめますが、頭蓋骨と助骨、

腰骨を粉砕骨折、右腕を失い、脳には障がいが残りました。

彼の世話をすることに耐えられなくなった妻は、

エドガーに離婚を宣言。

仕事も家庭も失ったエドガーは、

医師から転地療養を勧められます。

砕けた骨に優しい暖かい気候のフロリダの小島

デュマ・キーに引っ越したエドガーは、そこで、

リハビリに努めながら、精神的にも肉体的にも

自分を再構築することにしました。

手始めに、医師のアドバイスで絵を描き始めますが、

島に住む何かが彼にインスピレーションを与えます。

そして、インスピレーションに従って描き続ける内に、

不思議な幻を見るように。

幻は、遠く離れた娘のトラブルを彼に伝えたり、

古い友人が自殺するつもりでいることを教えました。

幻は次第に力を増していき、やがて島の暗い過去が

海の波間に浮かび上がっていきます‥‥。

双子の女の子、蛙、とんがり歯

この小説で登場する幽霊のなかに、双子の女の子の幽霊がいます。

双子の女の子といえば、『シャイニング』を思い出しますよね。

『シャイニング』 の女の子も怖かったけど、

『悪霊の島』の双子も怖いです。

昔は愛らしく無垢だったものが、

グロテスクで恐ろしい恐怖の対象になるというのは、

悲しくて残酷なことですね。

主人公エドガーの娘も殺され、

悪意を持った悪霊の手先になります。

本来自分が守るべきだった存在が殺されて、

悪霊になるというのは心底辛いです。

また、双子のほかに、蛙もキングがよく使うモティーフです。

空から歯のはえた蛙がどしゃどしゃ降ってくる短編

「雨期きたる」(『いかしたバンドのいる街で』に収録)は、

グロテスクでユーモラスで、最高の短編でした!

この『悪霊の島』でも蛙が頻繁に登場します。

蛙は、小説の舞台のフロリダの気候にあっているし、

作品の不気味な雰囲気を増幅するのに効果的でした。

キングの作品の中でも特に陰鬱な作品『悪霊の島』

歳をとってからのキングの作品は、

若い頃に比べて比較的明るくて、ホラーではあっても

思いやりや優しさが前面に出たものが多いです。

気楽に読めるミステリも書いているし、

尖った印象がなくなり、穏やかな筆致になりました。

でも、この2008年発表の『悪霊の島』は

比較的最近のキングにしては、陰鬱な作品です。

その分、ホラー小説としての魅力を十二分に堪能できます。

幽霊船、80年前の貯水槽に沈められた秘密、

溺死した子供たち、行方不明の家族‥‥

島って、善かれ悪しかれ色々~なものが流れ着くので、

ホラーの舞台としては至高ですね。

まとめ

『悪霊の島』は、タイトル通り、スティーヴン・キングが

フロリダの小島住む悪霊を描いたホラー小説です。

本気で怖い小説を読みたいときにオススメです。

※最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。







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