『デッドゾーン』スティーヴン・キングのサイキックホラー小説の感想

2020年2月3日、スティーヴン・キングが

フェイスブックを閉鎖したことがニュースになってましたね。

なんでも

「フェイスブックが政治的偽情報の広告を放置しているから」

ということが理由だそう。

そういえば、スティーヴン・キングは

トランプ大統領に対して危機感を抱いていて

かねてからTwitterで「反トランプ」ツイートを沢山してます。

トランプ大統領をキング自身の小説『デッド・ゾーン』に登場する

「グレグ・スティルソン」のようだと言ってたし…。

グレグ・スティルソンは、核兵器を使って世界を破滅させようとする最悪の大統領です。

キングが本当にトランプ大統領を

グレグ・スティルソンとそっくりだと思っているなら

キングの危機感は相当大きいってことになります(^_^;)。

今回はその『デッド・ゾーン』のあらすじと感想、映画とテレビシリーズをご紹介します。

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あらすじ

若い高校教師、ジョン・スミスは順風満帆の人生を送っていました。

しかし、恋人とカーニバルに出掛けた帰り

交通事故にあい、昏睡状態に。

4年半後、奇跡的に意識を回復した彼でしたが

体には後遺症が残り、かつての恋人は既に他の男と結婚していました。

喪失感に打ちのめされるジョン。

だが、幸か不幸か得たものもありました。

他人の過去や未来の映像が見えるようになったです。

そして、彼はアメリカ大統領の未来の姿を予見しますが‥‥。

読者にリアルさを感じさせるサイキックもの

サイキックものって、小説によっては、

宙に浮いたような、まるっきり荒唐無稽な

現実離れした話になってしまって

読者がついていけなくなることもあります。

でも、スティーヴン・キングの場合

圧倒的な表現のリアルさがあるので

とっても地に足がついた雰囲気の小説になっています。

虫の知らせとかってあるし

他人の過去や未来がチラッと見えることも

人によっては、ひょっとしたらあるのかも…

と思わせられる小説です。

前半の抑えたトーンから後半は一気に盛り上がる! そして衝撃のラストに!

小説の前半は主人公が昏睡状態だったりする関係上

彼の苦しみに焦点を合わせた抑えたトーンになっています。

でも、後半は一気に盛り上がっていき

派手な衝撃のラストとなります。

良質のエンタメ小説なので、最後まで読んでおいて損はないです。

クローネンバーグ監督が映画化

不気味な映像美を誇るクローネンバーグ監督が

1983年、『デッド・ゾーン』を映画化しました。

メインキャスト

ジョン・スミスクリストファー・ウォーケン野沢那智
サラ(ジョンの恋人)ブルック・アダムス土井美加
グレッグ・スティルソン議院マーティン・シーン富山敬
ウイザック医師ハーバート・ロム内田稔
バナーマン保安官トム・スケリット坂口芳貞
▲Wikipediaを参考にさせていただきました。

繊細で孤独で、胸に苦しみを抱えた主人公ジョン・スミスを

クリストファー・ウォーケンがストイックに演じています。

ストーリーはほぼ原作通り。

スティーヴン・キングも映画の出来に満足しているそう。

とても印象深い映画です。

古い映画ですが、ツタヤとかにあるかな?

たまにテレビで上映されてるので、見たことある方も多いかも。

2002年テレビシリーズ化

2002年~アンソニー・マイケル・ホール主演で

テレビシリーズが製作されました。

テレビ版はストーリーが原作とは違います。

ジョン・スミスがサイキックだという設定だけは同じです。

残念ながら、途中で放送が打ちきりになってしまったので、

消化不良な結果になってしまいました。

テレビシリーズは比較的新しいので

ツタヤとかでゲットしやすいかもと思います。

まとめ

『デッド・ゾーン』は、リアルさを感じさせる

上質なサイキックもののエンタメ小説です。

1979年の小説なので、41年前の作品ですが

今読んでも十二分に面白いです。

最悪な男がアメリカ大統領になったらどうなるか…

善かれ悪しかれ

今なら、リアルな恐怖感を持って読むことができます。汗。



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